ショットピーニング
ショットピーニング
ショットピーニング(Shot Peening)とは、ショット(shot:鋼製小粒子)ピーニング(Peening:ハンマーの丸みの部分で叩く)の意味で、古くは19世紀に鋼板をハンマーで叩いて強くしたことから始まり、車両の板バネ等に多く実施されました。
熱処理(焼入れ・浸炭焼入れ)された製品表面に硬い鋼球を投射することで表面が加工硬化し高い残留圧縮応力が得られます。
残留圧縮応力の向上により耐久性や耐疲労破壊性が向上する。さらに表面異状層の改善や水素脆性防止にも役立ちます。
手法的には同じですが表面の付着物除去目的のショットブラスト・サンドショットとは区別する必要があります。
当社の特徴
当社では、ショットピーニング装置としてインペラ式を採用しております。
大量のショット粒を広範囲に高速で投射いたしますので量産の小物から大物までショットピーニング処理を行うことが可能です。
また豊富な実績から残留応力の分布データ等、耐疲労強度等機械的性質向上のご提案をさせて頂いております。